ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン接種後に熱が出たら、もしかしてワクチンが原因で感染して髄膜炎になったのはないか?と心配になりますよね。

今回はワクチン接種後に発熱した場合の対処方法についてお話ししたいと思います。


ワクチン接種後に発熱することはある!

発熱の原因でもっとも多いのはいわゆる風邪です。でも予防接種後に熱が出れば、予防接種のせいじゃない?本当に風邪?と心配になります。

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実際、予防接種後に1-2日間は発熱をしやすいと言われています。それは、ワクチン接種によるものと考えられています。

問題は、それが怖い髄膜炎であるかどうかということです。

ワクチン接種によって髄膜炎に至ることはほとんどありません。ですので、大慌てする必要ありません。髄膜炎ならば、発熱以外に見た目がぐったりしている、顔色が悪いなど全身症状が出てきます

髄膜炎を疑う症状について、詳しくはこちらの記事を参照ください。
子供の髄膜炎はこんな症状に注意!あればすぐに医療機関へ!

ワクチン後の発熱のポイントとしては、

  • ワクチン接種後に、1-2日後に熱が出ることはよくあること。
  • 症状が熱だけで、全身状態がよければ、ワクチンによる一時的な発熱。

ということを覚えておいてください。

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ワクチン後の発熱と風邪との違いは?

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風邪ならば、熱以外に風邪症状があります。

鼻水が出たり、咳が出たり喉が痛いなどそういう症状があれば、ワクチンによるものではなく、いわゆる風邪の可能性が高くなります。

ただ、これで100%判断できるわけではありませんので、安易に判断するのは禁物です。もちろんこの段階で、医療機関を受診するのもよいですし、しばらく様子を見てみるのも一つです。

しばらく様子を見てみないとわからない。というのは専門の医師であってもよくあることです。

「この薬で様子を見て、症状が悪くなるようならまた来てください。」

と医師はよく言いますが、逆にいえば、おそらく単なる風邪だろうけど、様子をみないとわからないということです。

生後3ヶ月未満は小児科医による診察を!

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夜間などに救急外来を受診すると、小児科医でない医師が診察していることもしばしばあります。慢性的な小児科医不足でこれは仕方がないことです。

ただし、生後3ヶ月未満の場合、発熱することは基本的に少ないので、生後3ヶ月未満んで発熱している場合は、重大な病気が隠されている可能性があり、小児科専門の医師による診察をしたほうが良いと言われます。

このことは救急外来を担当する医師にとっても、ある程度常識であり、その場合、小児科医がいる病院へ転送されることがあります。

最後に

予防接種後に熱が出たらびっくりすると思いますが、そのようなこともあるということを覚えておいてください。

ただし、髄膜炎を疑うような症状があったり、全身状態が悪い場合、あるいは単に心配だからという理由でも結構です、そのような場合は医療機関を受診しましょう。

by kudi

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